2019年9月18日水曜日

君主論とエロス

20190918(wen)
君主論を読んで印象に残ったこと。
「なにかを説得するのは簡単だが説得のままの状態に民衆を引き付けておくのが難しい」
「恩恵はよりよく人に味わってもらうように小出しにやらなくてはいけない」
「いい行いをすると広言する人間はよからぬ多数の人々の中にあって破滅せざるを得ない」
「大事業はすべてけちと見られる人物によってしかなしとげられていない」
「人間は恐れている人より愛情をかけてくれる人を、容赦無く傷つける」
「君主は、狐とライオンに学ぶようにしなければならない」
「人間は邪悪なもので、あなたへの約束を忠実に守るものではない」
「人間は手にとって触れるよりも目で見たことだけで判断してしまう」
「決断力のない君主は多くのばあい中立の道を選ぶ」
「運命は女神だから打ちのめし突き飛ばす必要がある」

なかにはよく分からないものもあるが、引っかかる。
誰しも自分の君主になる。
自分は自分、選択が邪悪でも筋を通さないとならない。
何を言っているのか自分でもよく分からない。
メタ的になることでいいことも悪いこともある。
シンプルと複雑さが混ざった世界を生き抜いていこう。

よくエロスのことを考える。
神の名前。
どうにもならない欲望を他人に求めない、八つ当たりしない。
エロスと向き合ったところで、どうにもならない。
なるのかもしれない、なれたらいい。
みんなはどうだろうか。

自分は情けないと思った。
どうあがいても、無駄だって。
でも絶対抜け出すんだ、分からない。

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