2018年1月29日月曜日

エフェクターと化粧品

最近、頻繁に東京に遊びに行っている。


その楽しみのひとつが電車の中の会話を聞くこと。
女性の会話が耳に入ることが多い。
顔のライン、化粧品のレビュー、何が可愛いか。美への飽くなき探求。
山梨のラジオで、ブルボンヌさんというタレントが「女性は化粧で気分を上げる」と言っていた。
一方で「男性は化粧はしないけれど、多少のナルシシズムは必要。行き過ぎは注意だけどないよりマシ。」とも。




ここで思い出すのが大森靖子さんというミュージシャンがMcで「ギタリストが小っちゃいカラフルな箱(エフェクター)いっぱい持ってるよね、あれって女子の化粧品と同じように色んな種類があって小っちゃかったりカワいかったりするのと同じじゃん!」と言っていて、面白いなと持った。
エフェクターで音を着飾るのに、演奏家は必死だ。
エフェクターだけじゃなく、シールド、アンプ、ハンダ、木材、ピックアップ、弦、ピック・・・好きな音、良い音を構成するものは沢山あって複雑だ・・・。
それを明確にする難しさたるや、明確にする気付きもいつ得られるか分からない。
値段もピンキリ、他人に分からないような拘りもある。
それと同じように化粧品も有象無象があって複雑なのだろう。
自分もいつか音や生活、全体の部分の美意識が完成されるといいなと思った一日だった。


ついでにMCの意味は、


デジタル大辞泉の解説

エム‐シー【MC】《master of ceremonies》司会者。進行係。式場係。また、転じて、ロックコンサートなどで、曲と曲の間での演奏者のおしゃべり。

だそうです。知りませんでした。


最近はツイッターでひたすら垂れ流して呟いた。それで不快になってしまった人もいた。
ツイッターだと日々や情報が流れていってしまう(フロー)
これからの時期は、ブログに書き込んで知識を血肉化できるようにしたり、自分や周りの物事を具体的に掴んでいけたらいい。
つらいこともあるけど、実はそんなにつらくなかったりするし、死ぬこと以外かすり傷だし、無理をしないで余計なことはせず生きていこう。


・最近気になるもの
適性、アフィリエイト、VR、海外、物価、照明、練習の姿勢モチベーション、クラシック、コンテポラリー、スケール、読譜、弦ピックピックアップパッシブアクティブ、英語、曲覚える、理論、ペンタ、メセニー、上位自我、エレアコ、水木しげる、ギターギルドエフェクター、polytune
















2018年1月1日月曜日

2017年のまとめ

過去の日記を読み返している。
数多くの違う自分が語り掛けてくるような気がする。


今と同じ悩みを抱えていたり、今と違う考えをしていたり、面白い。
今年は特にネット上と現実で言葉による表現を重点的に努力した。
それは生きていく上で大切なことだと思ったからだ。


良いことや変えたほうがいいと思ったことは、相手に伝える努力をした。
それがダメなら、違う個性だと諦め尊重した。
少しずつやってきた。本当に牛歩といっていいだろう。
そのおかげか、桜ジャムを通じてジャズ研の方たちとも出会えた。この出会いを大切にしなくてはならない。
Twitterを通じて出会えた人もいた。
また日々会う表現者に対しても、なるべく自分の意見を言うようにしている。
世代間の考えの違いもあるが、それをどうにかして触れ合っていきたい、それは日々勉強。
路上ライブも少しだがやった、ジャズ研の方たちや、LFBの皆さんとの演奏だ。
あれは面白かった、駅でフリーな音楽が流れているのだから、工事の音と共存していたのが、街を象徴していた気がした。
これはこれからも続けていきたいと思っている。
そいうものが自然であってくれればいいと思う。
桜ジャムも少しずつではあるが多様な表現性を持ちつつある。
弾き語り、朗読、フリージャズ、スタンダードジャズも尊重しつつ、良い空気が生まれているのではないかと思う。
とにかく風通しの良い雰囲気にしていけたらと思う、また混沌や矛盾も社会の一部。
普段見ることのできない一部を提示できたらいい。


あとflowing outというアートインスタレーション作品を展示したイベントでぬqさんとも出会えた、中学からのファンで度々ホームページを見ていた。とてもエキセントリックでユニークな方なので要チェックだ。誘ってくれた53235さんの感謝。
http://nuq.o.oo7.jp/
自発的に出会いを求めたことで生まれる関係性は得難いもので感動している。
癖になるし、もっと大事に、積極的に出会っていきたい。


twitterでは今月多めに呟いた。
即効性があるので癖になるが、呟きすぎるのは毒なので注意だ。
長文や言いたいことはこっちで言っていこう。
また色んな人をフォローしたのでTLが混沌としている、眺めているだけで気が滅入る。
近いうち別のアカウントを作って整理しよう。
世の中にはいろんな面白い人や同じ考えをしている人がいてうれしくなった。生きる希望も湧いてきた。
前向きになれたのもtwitterのおかげもある。


そのなかで出会えたのがphaさんだ。
自称元ニートのphaさん、
1978年生まれ。小さい頃から労働意欲に欠け、京都大学を卒業して適当な会社に入社するも3年で辞め、以降ふらふらと定職に就かずにシェアハウスで暮らしている。著書に『持たない幸福論』『しないことリスト』『ひきこもらない』などがある。
 今ある常識や空気感に対して独自の考えを持って、マイノリティ(働けない人たち、発達障害系)に対して生きるヒントを書いた著作の数々を読んだときホッとした。自分も生きていいんだと勝手に肯定してしまった。
現代を生きるにあたって、とても大事なことが書いてある。今でも読み返す。温泉やサウナは完全にphaさんの影響だ。
あれは本当に合法ドラッグだ、興味のある人は一緒に楽しめたらいいですね。
あと、無理をしないというのが根底にある、勿論無理をしないといけない場面も多々あるけど。
それでもなるべく無理をしない。無理をしたら他人にも迷惑がかかるし、自分のパフォーマンスも上がらない。
必要以上のことや、自分以上のものを意識しないというのも楽に生きるコツだ。
それらを忘れたり、整理するために温泉や散歩、旅がある。すでに身近に世界の見方を変えるものがあった。
それらに関連してBライフ、山暮らし、小屋暮らし、田舎暮らし、隠居という暮らし方があることも知った。
世界を多様的に見れて嬉しい、興味のある方は調べてください。


そんなとき、サックス奏者の坂田明さんに面白い話を聞いた。
「役立たずという人がいます、役立たずというのはどこにでもいますよね。
社会は色んな役割の人がいて成り立っています。
掃除する人、事務をする人、受付をする人、
役立たずも役立たずという役割を持っています。人は誰でも役割があって、それを認めてあげれば生きやすい社会になるのではないでいしょうか」
それを聞いて救われた気がした。現実はそう上手くいかないけど、それでも誰かがそう言ってくれるだけで救われることがこの世の中にはあるんだ。
俺も役立たずだけど、それでも自分のなかで受け入れることが大事だと思った。


このように生きることに対して、自分は様々な意味合いを見つけ出している。
なるべく楽に楽しく生きたいというのが根底にある。少しずつ分かってきた。
他人にもどう伝えてもいいか分からないので、自分なりに言葉にしたり、本を読んで分かってきた。
それはとても嬉しい、今、稚拙ではあるがこうして書いているのだから。
もっと言葉による表現で人に伝えられるようになったら、自分にとって生きやすい世界になる気がする。
勿論、良いことばかりじゃない、悪いことのほうが多い気がする。けどなるべくそれを減らす努力は怠ってはならない。
相対的に比べたり、自分の本当に大切なことはまだよく分からないが、絶対的なものと自分のなかで対話しているおかげで、かろうじて今が良いと思える。今が楽しい。
昔は辛いことばかりだった、昔に戻りたくない。克服できたら書けるんだろうか、分からない。
とにかく今がいい、未来に生きて過去に生きるのもまた面白いのかしれない、音楽の表現方法としては自分はいまだ過去を学んでいる。過去も今につながっている、遺物でない。歴史を学ぶのも大切なことだ。


大抵、自分が思い悩んでいることはすでに先人たちが考えたり、本に出してたりするのも発見だった。
おそらく無限にある。いつだって悩んだら人に頼れなかったら本に頼ったらいい。
言葉という集合体とコミュニケーションしているのも気が楽だ。時間軸の違う人とコミュニケーションしているのも不思議だ。


演奏動画も上げている、今年は曲も作った。
少しは耳の聞き取り能力が上がった気がする、といってもまだまだなので継続して音楽言語を身に付けていきたい。
曲も作って、歌や他の楽器からみる視点も大切だと実感した。
これもやっていきたい。


今年はもっと人前で演奏できたらと思う。
そうすること以外でやることもない今は。


それではよろしくおねがいします。